WeWork コワーキングスペース・シェアオフィス界の黒船になるのか?
WeWork コワーキングスペース・シェアオフィス界の黒船になるのか? まずは六本木、丸の内、銀座に進出!!
皆さんは「WeWork」をご存知ですか?
WeWorkとは、アメリカ発ニューヨークに本社を置く起業家向けのコワーキングスペースを提供するアメリカの企業なのですが、世界15カ国49都市に155カ所以上の拠点を有し、13万人以上の会員にコワーキングスペースやコミュニティーを提供しています。
日本のコワーキングスペース、シェアオフィスと違うところは、入居者として個人やフリーランサー、少規模法人以外にマイクロソフトやアメリカンエキスプレス、レッドブルにAirbnb、Uber、Yelpなどそうそうたる大企業、グローバル企業が入居しているところ。
そして莫大な出資金を背景にした世界展開と巨大なオフィススペースを借り上げ独自のデザイン戦略で建物内を構築しているところです。
今年はソフトバンクグループから資金調達をする話しが発表され、合計額はなんと30億ドルに達する見遠しとのことで、満を持していよいよ日本初進出を果たします。
私も先日、2018年2月頃に開業予定の丸の内のWeWorkを見に行ってみました。
東京駅丸の内口
丸の内のビル群
東京の丸の内といえば日本の錚々たる有名大企業が集まるオフィスタウンですが、ここでは前述のように若手企業やクリエイターと大企業とのコラボレーションがWeWork内で起こるかもしれないという予感がしました。
こちらのビルのワンフロアがすべてWeWorkになります
コワーキングスペース、シェアオフィスの最大のメリットはリーズナブルな家賃でも魅力的な共用部でもなく、内部で良好なコミュニティが形成され、それがビジネスにつながっていくことだと思います。
そして先進的なビジネスモデルを持った魅力的な若い人、企業が集まり、おそらくそういった魅力的な人たちが集まらないコワーキングスペース・シェアオフィスは淘汰されていく時代になったのだと思います。
仕事に集中し、たくさんのコネクションを持てるような環境に変えていくことをWeWorKが本気で考えているとしたらワークスタイルとしては大きなムーブメントになるはずです。
WeWorkが日本のコワーキングスペース・シェアオフィス界の黒船になるのか?
2018年は大いに注目していきたいと思います。