古民家をリノベーションしたシェアオフィス・コワーキングスペースが誕生

2018-04-17 05:06

古民家をリノベーションしたシェアオフィス・コワーキングスペースが港区高輪に誕生しました!

AirbnbやUberをはじめとした世界的なシェアリングエコノミーの波はますます拡がりを見せ、日本にもいよいよアメリカ発の起業家向けのシェアオフィス・コワーキングスペースを提供するWeworkが登場しました。

今回はつい先日、竣工したばかりの個性的なシェアオフィス・コワーキングスペースを取材してきましたのでそちらをご紹介して見たいと思います。

ちょうど白金高輪駅と高輪台駅の真ん中ほどに位置する明治学院大学近くの立地に建つ、以前には寮として使われていた2階建ての木造アパートが原型になっています。

桜田通り近くで近隣には高層マンションや大学、高校などもある閑静な高級住宅街のイメージの高輪ですが、こちらの物件のある一角はブラタモリにも出てきそうな細い階段のある坂の小道を利用する都心のエアポケットのような場所なのです。

当物件は、「新しいアイディア創出×サポート支援をつなぐスペース」をコンセプトにインキュベーション事業の一環としたシェアオフィス兼シェアハウスとしてコンバージョンが進められました。

「つなぐラボ」と命名された当物件では、起業したての個人やスタートアップの会社がわいわいがやがやしながらもコミュニティを形成して事業を発展させていくイメージが室内のいたるところから感じられます。

1階はフリーアドレス席と固定席からなっていて、コワーキングスペースとシェアオフィスとしての利用を想定。コピー機とトイレ、キッチンが共用で利用できます。

2階は4つの個室と共用のリビングスペースにバスルーム、トイレそしてキッチンがあり、各室をSOHOとして使えるようになっています。

こちらは事務所利用ももちろん可能となり、1階のフリーアドレス席も同時に利用がいただけるようになっています。

なお、2階は全体を一括で借り上げる使い方も現在では可能になりますので、1社または仲間の会社と共同で借りてみるのも良いかもしれません。

当物件は低コストのオフィススペースとしてだけでなく、起業を考えている個人や創業間もない企業に対し、事業計画作成サポートや産学連携、マーケティング支援などの経営ノウハウの提供で創業・新事業創出を支援するというのが最大の特徴。

インキュベーションによる事業資金の提供なども活用することで企業の成長を促すとともに地域活性も目的とされています。

24時間利用できる本物件は低コストで事業拠点を確保し、かつ、OA機器やインターネット環境を完備しているため、スムーズに事業を開始頂けると思います。