旧分譲地 七里ヶ浜・七里ヶ浜東編
旧分譲地 七里ヶ浜・七里ヶ浜東編
前回は、
をご紹介させていただきました。
今回は、より海に近づきたい、リゾート感を感じたい方々向けに、
「七里ヶ浜・七里ヶ浜東編」
をご紹介してみたいと思います。
湘南においても、その美しい海と景観は七里ヶ浜抜きには語れません。
海から続く分譲地には湘南のライフスタイルを体現している人たちの個性豊かな住まいを見ることもできます。
今回は七里ヶ浜・七里ヶ浜東の情報をお伝えしてみたいと思います。
どうぞお付き合いください!
七里ヶ浜とは
七里ヶ浜は、神奈川県鎌倉市南西部にある相模湾に面した、稲村ジェーンで有名な稲村ヶ崎と小動岬の間にある2.9kmほどの海岸の名称です。
と同時に鎌倉市の町名でもありまして、七里ヶ浜1丁目及び2丁目並びに七里ヶ浜東1丁目から七里ヶ浜東5丁目から成り立っています。
七里ヶ浜は、海と並走する江ノ電や海の目の前の駅の景色など特に印象的なイメージを持たれている方も多い場所だと思います。
七里ヶ浜分譲地の歴史
現在、七里ヶ浜1丁目及び2丁目並びに七里ヶ浜東1丁目から七里ヶ浜東5丁目には、約2,500世帯・6,000名が居住しています。
海の南側に拡がる元丘陵地であった土地は、西武鉄道によって1960年頃から開発が始まりました。
七里ヶ浜始め、前回ご紹介した西鎌倉や逗子ハイランドなど鎌倉周辺には、このように西武鉄道グループが開発した土地が多くを占めています。
そのため当地七里ヶ浜においても、海の目の前の鎌倉プリンスホテルや併設する七里ヶ浜ゴルフ場、そして後述いたします分譲地内の西友など西武資本がしっかりと根付いています。
なお、交通のアクセスとしては土地開発以前より江ノ電が通っていましたので、分譲地に住む人たちは主に江ノ電を利用しています。
分譲地を広く占める七里ヶ浜東アドレスからは駅まで徒歩で5~15分ほどですのでアクセス的には便利だと思われます。
鎌倉駅まで電車で約15分、藤沢駅まで20分ほど。通勤通学の大切な足になる江ノ電ですが、土日祝日の特に観光客利用のための混雑ぶりはすさまじく、住民にとってはかなり不便を感じてしまうと思います。
七里ヶ浜の建築協定、住民協定について
西鎌倉の際にもご説明いたしましたのですが、鎌倉市内には、住民の皆さんが住環境や利便の維持・増進等を図るため、法律で定める基準以上の基準や土地・建物についての取り決めを定めている地域が多く存在しています。
七里ヶ浜の分譲地には住民協定が置かれており、主な協定内容としては以下があげられます。(丁目によって詳細は相違してまいります)
・寮・長屋不可
・店舗併用住宅不可
・屋上はできるだけ設けない
・土地の分割不可
土地の分割については、実は拘束力ほどのものは無い紳士協定なのですが、この街並みを見るに、土地を分割せず次世代に引き継いでいく事が「ヴィンテージ分譲地」として熟成していくためには欠かせないものと私は考えています。
七里ヶ浜には、広い土地をそのまま引き継ぐに値する人たちが新たに入ってこられていますし、街も寂れた感じなど一切感じられません。
良好な住環境を持続継続するためにも、今こそ理解ある土地、中古住宅購入が求められているのではないでしょうか。
七里ヶ浜の楽しみ方
七里ヶ浜の楽しみ方は何といっても海と切り離すことはできません!
七里ヶ浜の海岸までは場所により歩いて1-2分から可能ですし、分譲地のはずれからでも15分ほど。
特にサーフィンにおいては著名なポイントが多い場所ですので、特にロングボーダーには必見の場所です。
お薦めは、鎌倉、湘南サーフィン界のレジェンド出川三千男氏経営のサーフショップ&ブティックの「BLUE HORIZON」。
サーフボードブランド「NO BRAND」のロングボードは鎌倉在住のサーファーにとっては自慢の逸品なのです。
七里ヶ浜でサーフィンするにはMustアイテムですネ!
場所は、七里ヶ浜というか鎌倉エリアの人気スポットでランドマークでもある「WEEKEND HOUSE ALLEY」。
ここには、「ロンハーマン七里ヶ浜店」や、パンケーキ人気の火付け役「bills」などありますので、ここだけで湘南のライフスタイルを楽しんでいただけると思います。
それと海の駐車場にある「パシフィックドライブイン」も味、ボリュームともお薦めです!
七里ヶ浜分譲地でのお買い物やお食事など
分譲地内には商店が集まる一角があり、前述のスーパー「西友七里ヶ浜店」や、隣接してドラッグストア「ココカラファイン 七里ヶ浜店」もあり、日常的なお買い物には困りません。
食堂も海沿い134号線で有名なカレーの名店「珊瑚礁 本店」が当分譲地内にあり、いつも賑わいを見せています。
その他、お寿司屋さんなどもあります。
七里ヶ浜の物件の特徴
七里ヶ浜は、海からの丘陵地になっており、海抜25メートルほどの場所に分譲地が拡がっています。
丘陵地なので海からは若干の坂道が続きますが、登り切った分譲地内はさほど高低差は感じられず、ひな壇や擁壁のある宅地はさほど多くはないイメージです。
分譲地が開発されてから50年ほどが経過しますが、古い住宅が少なく、建て替えによって新しくなったセンスある湘南らしい住まいが多く見られます。
湘南を代表する著名ビルダーで私も大ファンの「技拓」施工の住宅が多いのも七里ヶ浜の特徴でもあります。
まさに絵に描いたような湘南の景色がここには望むことが出来るのです。
七里ヶ浜の売地・売り戸建ての販売状況
2019/01現在での売地、売り戸建ての販売状況をざっと抜粋しますと以下のような感じになります。
七里ヶ浜1丁目
坪単105万円、土地面積147.33㎡
55.3万円215.32㎡
41.9万円632.51㎡
七里ヶ浜2丁目
坪単価89.87万円、土地面積238.37㎡
79.6万円240.94㎡
95.8万円206.55㎡
七里ヶ浜東1丁目
坪単価126万円、土地面積214.38㎡
99.69万円215.10㎡
七里ヶ浜東2丁目
坪単価78万円、土地面積296.44㎡
73.39万円297.30㎡
七里ヶ浜東3丁目
坪単価77.1万円、土地面積264.91㎡
62.08万円238.55㎡
75.99万円169.66㎡
七里ヶ浜東4丁目
坪単価74.78万円、土地面積264.35㎡
56.93万円231.13㎡
七里ヶ浜東5丁目
坪単価49.9万円、土地面積248.46㎡
価格は3千万円台後半から1億円台までと幅広いのですが、中心価格帯は6-8千万円台で、坪単価では60~90万円台の物件が多くなっています。
まとめ
「七里ヶ浜・七里ヶ浜東」の旧分譲地情報はいかがでしたでしょうか?!
海を臨む高級住宅地というイメージの七里ヶ浜・七里ヶ浜東。主に七里ヶ浜東のアドレスのほうにいわゆる旧分譲地の名残が多く見られ、その雰囲気からはまさに湘南を代表するビーチリゾートの住宅地の様相を呈しておりました。
七里ヶ浜・七里ヶ浜東は前回の西鎌倉始め今後ご紹介していく旧分譲地の中では入れ替わりが多く、人気があり、特に年齢層も比較的若い高所得者層の方の戸建て、土地購入が多いように思われます。
七里ヶ浜は、湘南の明るくハイセンスなイメージをそのまま体現できる場所なのだと感じました。
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