catch-img

隈研吾氏設計の南青山のオフィス

新国立競技場の設計を始め、世界各地で多くのプロジェクトを進行中の世界的建築家隈研吾氏


ジョイライフスタイルでは建築家の方々が設計された集合住宅や戸建ての物件を多くご紹介していますが、オフィス物件は意外と少ないのです。

もちろんどの建物も建築家、設計士の方々が携わっているのですが、デザイン面を前面に打ち出した物件がオフィスでは絶対数として少ないというのが正確なお話しとなります。


隈研吾氏の設計された物件については、美術館を始め公共建築などの大きなプロジェクトが中心なため、集合住宅も含めてご紹介できるものは実はかなり少なくなっています。



表参道,隈研吾氏設計、木々の群れを臨む王道ラグジュアリーデザイナーズ-広大な空中庭園のあるペントハウス【賃貸/SOHO/オフィス】


こちらの物件のように集合住宅の設計に関わられたこともありますが、事務所に関しては以前にご自身で事務所としてお使いになられていた神楽坂のオフィスなど一握りでした。



そこで今回ですが、満を持してのご紹介となるのが当物件です。


ドーリック南青山

当物件は、青山通りと外苑西通りの交差点からすぐの場所、東京メトロ銀座線「外苑前」駅から徒歩わずか2分の好立地に1991年に建てられました。


建物のデザインは、バブル当時の世相を色濃く表した"ポストモダン"作品となっています。


建物の名前にも取り入れられた、ギリシア建築のドーリア柱をモチーフにしたこの建物は、SRC造地上7階地下1階建てのオフィスとしては規模も大きくありませんが、場所柄、青山のロケーションを大切にする企業に使われてきました。


現在(2018/9)建物内の6階オフィスフロアがご紹介されています。


扇のように拡がる特徴的な形をした室内は36.33坪(120.11㎡)ほどの広さ。


床にはオフィス用のカーペットではなく、造作で木のフローリングが使われていることで白い天井、壁とも相まってやわからなオフィスらしからぬ洗練された雰囲気です。

格子窓が整列する様やその開口部からの採光も含めてこのくらいの規模のオフィスとしては豊かな個性と感性が感じられる素敵な空間になっています。


難点はトイレが共用部、しかも別階(地階)に置かれている事。

まぁ、そのあたりは色々とガマンして頂き(笑)、大切な空間や建物のデザインをまずは感じてください。

目の前の外苑通りはそのまま同じく隈研吾氏が設計される新国立競技場にもつながります。

変わりゆく、青山、東京を感じながら素敵なワークライフを送っていただきたい物件です。


詳細は以下のリンクからご参照ください!

外苑前,隈研吾氏設計、南青山のポストモダンビル内オフィスフロア【賃貸/オフィス】


人気記事ランキング

企業情報

タグ

アーカイブ