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空き家の活用とデュアルライフ

空き家の活用とデュアルライフ

総務省統計局による「住宅・土地統計調査」というのが5年ごとに行われておりまして、そこでは日本の住宅とそこに居住する世帯の居住状況、世帯の保有する土地等の実態を把握し、その現状と推移を調査によって明らかにしています。

 

前回平成25年度では住宅総数に対する総世帯数の割合、空き家率の全国トップは山梨県で20・3%。次いで長野県でした。

 

ちょうど前回調査から5年後の来年平成30年度のものを調査予定ですのですが間違いなく空き家率は全国的に相当上がっていると思われます。

 

ご存知の通り少子高齢化に伴い、それまで住まわれていた人達が亡くなられたり高齢化によりホームなどに移り住まれたりして、後に住む人が出てこないことによるものです。

 

人が集まる都心部と違い、地方では益々この流れは加速していくものと推定されます。

 

地方自治体も空き家率のアップには当然頭を悩ませており、空き家バンクなど様々な方法で移住者を呼び起こす行動を始めています。

 

空き家や土地を二束三文、ひいてはタダでも良いから譲りたいという人たちも出てきています。

 

相続などで譲られた不動産を使わず持っていても固定資産税や維持費がかかり、マイナスの資産という認識が広がってきていることに起因しています。

 

モノは考えよう次第!

 

でも、われわれライフスタイルを楽しむ者達にとってはものは考えよう。

 

山梨、長野。どちらも風光明媚で東京からもそう遠くはありません。

 

空き家を借りたり安く買ったりして週末だけ住んで菜園を作ったり、趣味の釣り三昧、陶器作りや絵画などの作品製作に没頭してみたりと東京では中々味わえない心を洗濯する豊かな一時が持てるのではないでしょうか。

 

海外の人たちも物を買うより田舎で日本を体感するなどトレンドも変わってきましたし、古民家を改装してエアビーアンドビーなどで貸すのにも良いかもしれません。

 

資金に余裕が無い場合、都内では賃貸住まいで、山梨に持ち家というデュアルライフ(二域居住)の選択はコスト的にも希望が持てます。

 

地域振興にも役立つこの選択肢、おもしろいと思いませんか?

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