デザイナーズ・リノベーションでの賃貸併用住宅のススメ
デザイナーズ・リノベーションでの賃貸併用住宅のススメ
皆さんは”賃貸併用住宅”ってご存知ですか?!
賃貸併用住宅とは、自宅と賃貸で貸し出す部分が共存する建物のことです。
ジョイライフスタイルでご紹介しているデザイナーズマンションも賃貸部分と大家さんのご自宅とが一緒になっているところもかなりありますが、ここでいう賃貸併用住宅とはこのような比較的規模の大きな集合住宅ではなく、現在の安い金利を活用した住宅ローンを使って作る一戸建てのお家のことになります。
賃貸併用住宅のメリットとデメリット
実はこの賃貸併用住宅、延床面積の50%以上が自宅であるという要件をクリアできれば、住宅ローンを使って家を建てたり中古物件を購入ができたりしますので、マイホームに加えてお家賃が入ってくる大家さん業も可能になるのです。
そして、自宅のためだけにこの住宅ローンを使うのではなく、この要件を上手に使って「賃貸物件を併用した自宅」に住宅ローンが使えれば以下のような特典が手に入ってきます。
まず、自宅以外の部分を賃貸に回すことで得られる賃料を毎月の住宅ローンの返済に加えることで返済額負担が大幅減になりますし、もしも賃貸料が返済額を上回れば、タダで自宅に住める! というロジックになるのです。
資産家でなくとも使える”庶民のための資産形成プロジェクト”だと思います。
もちろん他の人が一緒の建物内に住まうわけですので、プライバシーもある程度なくなってしまうこともあるでしょうし自分たちの居場所が狭く感じられるかも知りません。
ライフスタイル型の賃貸併用住宅
ただ、現在、そしてこれからの時代はAirbnbやUberなどシェアリングエコノミーの時代でもありますので、ライフスタイルにもこのシェアリングの観念を持ち込んで、暮らし方に経済面と有効利用の創意工夫を生かしてみるのが良いのではないかと思うのです。
賃貸部分を同じ趣味を持った人たちとのシェアハウスやシェアオフィスにしたり、東京オリンピックに向けて宿泊施設が少なくて困るであろう海外からのお客様の民泊やエアビーアンドビーにしたり、普通の賃貸業では無いライフスタイルを楽しみながら、コミュニケーションを楽しみながら。
そんな提案を私達はして行きたいと思っております。
賃貸マンションやアパートを作るだけでは人口が大きく減ってくるこれからの時代は大家さんも生き残っていけません。
これからは物件だけを見て入居が決まるだけではない時代が来ると思っています。
ネットを通して、すでに個人が自分の特技や個性を生かして、情報を発信して行ける時代になっているとも思っています。
おもしろい大家さんがいる家で一緒に楽しくコミュニティに参加してみたいと思う借主さんは今後益々増えてくるはず。
個性とライフスタイル、そしてコミュニティを大切にする物件・大家さんはオンリーワンならではの存在になる可能性と強みがあります。
ジョイライフスタイルではこの賃貸併用住宅をデザインとライフスタイルの視点からお施主さんと建築家と一緒に作り上げていく事をしています。
賃貸併用住宅の運営方法が知りたい方、実際に建ててみたい方、リノベーションしてみたい方、土地探しから手伝ってもらいたい方など、どんなことでもお気軽にご相談ください。
賃貸併用住宅をこれからの時代の新たな選択肢として是非、ご検討をいただければと思います。