鎌倉山タウンナビ
理想のライフスタイルを実現するための住まい探しのお手伝いをしておりますジョイライフスタイルでは、自分たちの理想にあった街探し・土地探し・物件探しに役立てていただけますよう心掛けながらいつも記事を書かせて頂いています。
これまでは、主に湘南ライフスタイルを実現するための『旧分譲地』の特集をご紹介してまいりましたが、今回はシリーズ化でご紹介している旧分譲地とはその開発の過程において経緯は異にしますが、湘南エリアではこちらを抜いて語ることはできない有名な住宅地である「鎌倉山」をご紹介したいと思います。
鎌倉山の歴史
鎌倉市西部に位置する『鎌倉山』。標高100mほどの丘陵地の鎌倉山は、元は実業家菅原通済氏によって昭和初期に高級別荘地として開発されました。
当初の最低分譲区画が500坪からといった桁外れの規模のこの別荘地には、政財界・芸能界の著名人の一部が別荘を買い求めたりと一時代を築きましたが、ほどなく運営会社が倒産。その後、箱根鉄道→西武鉄道に転売されました。
この点において、これまでにご紹介をしてきました鉄道会社自らが開発をした西鎌倉山や七里ヶ浜東などの旧分譲地とは異にしますが、以降西武鉄道グループのブランディング、PR活動によりその存在感が保たれてきました。
1~4丁目まである鎌倉山では、現在では834世帯・2,041人が住んでいます。
鎌倉山の特徴
鎌倉山には山という地名がつけられていますが、山というよりは前述の通り標高100m程の丘陵地といった方が正しく、丘陵地からの拡がる緑地の眺めは美しく鎌倉山の景観の特徴にもなっています。
住宅は鎌倉山のメインストリートとも呼ぶべき「鎌倉山さくら道」の道路沿いを中心に点在しています。
碁盤の目のような分譲地特有の街並みは形成されておらず、それぞれが土地の特徴を生かした個性的な住宅として建てられており、別荘地の名残りを歴然と感じてしまいます。
ちなみにこの「鎌倉山さくら道」には多くの桜(ソメイヨシノ)が植えられていて、桜の開花シーズンには賑わいを見せています。
鎌倉山の名所
前述の「さくら道」はもちろんのこと。この通り沿いを中心にテレビや雑誌などでもよく取り上げられる有名店が多くあります。
ティーサロン鎌倉倶楽部
高級別荘地の名残もあり、かの有名な「ローストビーフの店鎌倉山本店」や、美しい庭園を眺めながら和食を嗜む「らい亭」、
そして最近では丘陵地の緑の眺望を望むオープンテラスのあるカフェ「ル・ミリュウ 鎌倉山」などのお店も話題に事欠きません。
ル・ミリュウ鎌倉山
また、多数のグランドを有する敷地の広い「笛田公園」もさくら道通りに面しています。
住民の方々の意識も高く、話題にもなった「鎌倉山の集会所」はコンペながら鎌倉山に住まいを建てたことのある建築家を住民の方々が推薦して行ったというとてもめずらしい方法がとられました。
設計は、堀部安嗣氏
鎌倉山の不動産・売地・売り戸建ての販売状況
2019/04現在での売地、売り戸建ての販売状況をざっと抜粋しますと以下のような感じになります。
鎌倉山1~4丁目
坪単価63.1万円、土地面積366.11㎡70.8万円200.06㎡
54.8万円398.62㎡
49.9万円330.00㎡
敷地が広い分、価格は4.5千万円台から1億円超のものまで幅広く、分譲地と比べるとここからも古くからの高級別荘地という事が垣間見えてきます。
まとめ
山からの四季折々の自然を感じながら、海や街との程よい距離感を感じつつ暮らせる鎌倉山。
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