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ルーフバルコニーや中庭、会議室にスポーツジムなど共用部充実物件について

ルーフバルコニーや中庭、会議室にスポーツジム、カフェスペースなど共用部充実物件について

マンションなど集合住宅やオフィスなどにおいて、共用部の充実さを売りにしている物件がここ最近増えてきています。


屋上や中庭、会議室や中にはBarやスポーツジムなどが設置されている物件は入居を考える際の大きなファクターとなっている事は確かです。


本日はこういった共用部分が充実している物件の選び方と注意点をお話ししたいと思います。



屋上ルーフバルコニーについて

実はRC造などの建物にはほぼ屋上がついています。

ただ、そこを使えるか使えないかは貸主や管理会社の判断となり入居者とはいえ自由に使える訳ではありません。


これは安全性の観点や水道・電気・空調など管理設備を置いている理由などからもっともな事なのですが、最近では入居者同士がコミュニケーションが取れることや気分転換の場所としての価値が認められ、屋上の解放につながってきています。

特に屋上にウッドデッキを敷き詰めたり、ベンチを置いたり、中にはBBQができる物件もあったり。


ただし、そういった物件でも決まり事が必ずあり、時間や利用内容の制限や使用につき有料となっていたりもしますので契約時の管理規約を確認して使用する義務が出てきます。


素晴らしい眺望を背景にした撮影なども行われていたり、都会のちょっとした隙間スペースでもある屋上の活用はますます増えていくことでしょう。


中庭について

中庭も屋上同様なのですが、こちらは特に住居物件での設置になりますので、騒音の関係から中々自由に使えるようにはなっておりません。


ほとんどが自室に出入りする際の通り抜けであったり、植栽や空間が作り出す居住環境を整えることを重視するためのものであるためです。


中庭の使用方法についてはあまり管理規約にまで制限していることはありませんが、たとえベンチなどがおいてあっても他の入居者に配慮した節度ある使い方がいらぬトラブルを回避するためにも良いのかもしれません。


部屋から中庭の緑を眺めながらゆったりと過ごす時を大切にする場所として活用するのが良さそうですね。


会議室やスポーツジム、カフェスペースなどについて

そして会議室やスポーツジム、カフェスペースなどですが、これは最初から入居者ドリブンで貸主が設置をした付加価値を高める共用設備になります。


数多い賃貸物件の中での入居者獲得のため、今やこのような付加価値の高い設備は必須になりさえしています。


会議室については時間制・予約制で有料になっている場合がほとんどです。


自室が狭かったりスペースに余裕がない場合は、来客時にも接客スペースとして使用する場合もあると思います。


会議室が1つしかない物件などは順番待ちなど不都合も出てきますので、頻度が多くなると想定される場合には最近ではシェアオフィス・コワーキングスペースブームとなっているため部屋数に余裕のある物件もありますので、物件選びの際はご自身の使い方を不動産会社にお伝えしてみましょう。


ちなみにアメリカからのシェアオフィス、コワーキングスペースの黒船でもあるWeWorkが日本進出をいたしました。このような大資本によるハイスペックな設備は魅力しか感じ得ません。

今後はこういった外資の大資本と戦うためにこれまで安泰であった都内都心部の特に賃貸オフィスについては変革を余儀なくされる事でしょう。


まとめ

以上のように利用者ドリブンの物件を選びやすい時代になってきたとも言えると思います。


住まうこと、働くことにおいて共用部充実は欠かせないものになってきます。


間違いのない物件選びをして、ご自身のワークライフスタイルをより充実したものにしてください!

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